骨粗しょう症

 毎年、骨粗しょう症のため骨折する人が後をたちません。カルシウムなど栄養に気をつけているからといって骨粗しょう症が防げるわけではありません。そこで当院では次のような検査やチェックを行います。

1)骨塩量の測定
2)血液検査(骨代謝を調べる)
3)骨粗鬆に関連した骨折の有無
<重度の骨折>胸腰椎圧迫骨折、大腿骨近位部骨折
<軽度の骨折>手首など上記以外の骨粗しょう症による骨折
4)FRAX(プログラムを用いた骨折リスクの判定)

そして、骨粗しょう症の程度によって次の3つの中から治療法を選びます。

1)強力な治療
【対象】①骨塩量が60%未満 ②<重度の骨折>を起こした人
2)標準的な治療
【対象】①骨塩量が60~69%で<重度の骨折>なし ②骨塩量が70~79%で<軽度の骨折>を起こした人
3)骨粗しょう症の悪化予防
【対象】比較的若い女性で、骨塩量がおよそ65%以上の人

もちろん、個人個人に応じて様々なバリエーションを加えます。

あなたも、まずは骨密度を測ってみませんか?

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